チュニジアで蒸留したネロリ(チュニジア)有機・精油です。有機栽培(エコサート(ECOCERT)認定精油)を受けたネロリオイルをチュニジアの蒸留会社より輸入したもです。写真はチュニジアからのです。
ビッターオレンジの白い花の蕾を水蒸気蒸留した精油で優雅な香りです。
イタリアのネロリ姫が愛した香りで心豊かにしてくれます。
ネロリ(チュニジア)有機・精油
学名:Citrus aurantium
Citrus:ギリシャ名Kitron箱からきたラテン名、レモンの木にたいする古い呼び名
aurantium:橙色の
英名:Bitter Orange, Sour Orange、和名:ダイダイ
科名:ミカン科
原産国:チュニジア
栽培:有機栽培(エコサート(ECOCERT)認定精油)
抽出部位:花(蕾)、
抽出方法:水蒸気蒸留
植物の特徴
原産地はインドのアッサム地方と言われています。世界的に広く栽培されるが、陸路を西進したのがサワーオレンジに、東進したのがダイダイの品種郡に分化した。
収穫時期:4月下旬〜5月上旬 手摘む(チュニジア)
良いオイルの抽出条件(取引先の資料より)
蕾が開き始めた時点で収穫。収穫の時点での蕾の開き具合が一番大事です。蕾は開いていると輸送中に芳香成分が蒸発してしまい香りの良いオイルが出来ません。蕾が固いとグリーン調の香りが出てきてしまうそうです。収穫日は暖かい日当たりの良い日。蕾と枝や葉を混ぜないこと。蕾を傷つかないこと
ネロリ精油化学成分(取引先の分析表より)
モノテルペンアルコール:リナロール(35.1%)、α-テルピネオール(4.57%)、ゲラニオール(2.86%)、ネロール(1.05%)、
モノテルペン炭化水素:β-ピネン(13.1%)、リモネン(12.34%)、(E)-β-オシメン(6.68%)、β-ミルセン(2.44%)、サビネン(1.55%)、α-ピネン(0.94%)、(Z)-β-オシメン(0.91-%)
エステル:酢酸リナリル(8.32%)、酢酸ゲラニル(2.85%)、酢酸ネリル(1.49%)、アントラニル酸メチル(0.12%)
セスキテルペンアルコール:trans-ネロリドール(1.80%)、transファルネソール(1.29%)
作用:抗うつ、抗菌、抗真菌、神経強壮, 鎮静, 催淫, 防腐、免疫強壮、精神の高揚
摘要
皮膚:傷、妊娠線、壮年肌、敏感肌、アトピー性皮膚
循環器系:心臓の動悸、循環不全
消化器系:下痢(慢性)、疝痛、腹部の膨張感、痙攣、神経性の消化不良
神経系:不安、うつ、神経性の緊張、ストレス症状
相性の良いオイル
イランイラン、カモミール、ゼラニウム、ベンゾイン、ジャスミン、ラベンダー、レモン、ローズ
伝説
ネロリオイルは、手袋およびバスウオターの香り付けとして、イタリアのネロラ公国王女が香水として使用していたことから由来します。
五行:火 星:太陽
マジカルな影響:Self-purification(自己浄化)、Joy(喜び)、Sexual relations(性的関係)
チャクラ:ハートチャクラ(第4)、クラウンチャクラ(第7)
参考資料
エッセンシャルオイル総覧2007、
エッセンシャルオイル図鑑(アロマセラピーとハーバリズムのためのガイドブック)
世界有用植物事典、Magical Aromatherapy