「薔薇の谷」とよばれているカザンラクの街にある蒸留会社より輸入したものです。
ダマスクローズ Abs. (ブルガリア)・精油
学名:Rosa damascena
Rosa:バラに対するラテン古名。更にさかのぼればギリシャ語のrhodon(バラ)で、ケルト語のrhodd(赤色)に由来する。
Damascene:小アジア、ダマスカス
和名:ダマスクバラ 英名:Damask Rose
科名:バラ科 バラ属
植物の特徴
小葉は5-7枚。花は散房状に多数つき、花弁の多数。花色は、赤、ピンク、白、絞り、芳香がきわめて強烈で、香油成分に富み、香水の原料になる。自然雑種(R.gallia X R.phoenicia)から選抜されたものと考えられ、小アジア地域からヨーロッパには16世紀に導入された。
民俗
バラは古代から美と愛、喜びと青春の象徴であった。ギリシャ神話では美と愛の女神アフロディテや神エロスに捧げられている。
キリスト教の普及とともに、古代には愛と美の女神に捧げられた多くのものがマリア崇拝に移され、バラも処女マリアを象徴するものとなった。ユリがマリア清らかさを象徴するなら、バラはその優美さと聖なる愛を表している。
抽出方法:溶剤抽出
抽出部位:花弁
原産国:ブルガリア
化学成分
フェネチルアルコール(69.98%)、シトロネロール:(6.20%)、ネロール(2.91%)、エタノール(1.98%)、オイゲノール(1.33%)、
メチルオイゲノール(0.31%)、